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「情報工学科」って何を研究してるの?拓殖大学 助教授 

佐々木 整 先生

「工学部情報工学科」と聞いて、その研究内容がピンと来る人はあまりいないのではないだろうか。高尾にある拓殖大の研究室では学生が連日遅くまで研究に励んでいるという。今回はそこで指導に当たっておられる助教授・佐々木整先生にお話をうかがい、研究成果もご紹介いただいた。佐々木先生のご専門は教育工学。よくコンピュータの使い方や工学の教育と勘違いされるそうだが、コンピュータを始めとした工業的な技術を使って教育をいかに良くしていくか、ということが主体だそうだ。その中には「eラーニング」やセンター試験の分析、授業についての子供たちへのアンケート調査など統計的なものも入る。教育の視点から現代テクノロジーをどう使うのか、その具体例をかいま見ることができた。

教育環境を整える注目のテクノロジー KNOPPIX(クノーピクス)

私は本学では、コンピュータを使う上での基礎的なテクノロジーとプログラミングの教育を担当しています。いろいろなテクノロジーに対応できる基礎を持ってもらうのが目的です。主に担当しているデータベースは教育工学とは直接関係無いですが、コンピュータの基礎ですね。われわれの世界では当たり前のデータベースも、少し前までは一般の皆さんには縁遠かったと思います。けれど、ネットのお買物でログインするときや、Suicaで改札を通るときにも裏でデータベースが動いています。携帯電話の住所録もデータベースです。もうこれ無しでは生きて行けないくらいですね(笑)。

現在われわれの研究室ではKNOPPIX(クノーピクス) というリナックスのシステムの一つを研究しています。リナックスは最近流行のOS(オペレーティングシステム)で、ウィンドウズと同様のソフトです。KNOPPIX では一枚のCDにシステム全部を圧縮して入れてしまい、OSもソフトもCDから起動します。つまりパソコンのハードディスクには何もインストールしなくていいわけですね。例えばプログラミングの授業ではいろんなソフトウェアが必要になりますが、それをすべてCDの中に入れておいて、各自のパソコンで動かしてもらうだけですんでしまう。以前はパソコンのシステムが違うと動かすのがたいへんでしたが、この方法だとCDを配ってやればどこでも同じように作業できるんです。

佐々木
研究室学生の取り組み

それでは佐々木先生に具体的な研究を解説していただこう。いきなり4年生の研究室にお邪魔したが、学生のみなさんは忙しい作業を中断して、熱心に解説してくれた。そのほんの一部をご紹介する。