フランス料理を楽しもうマナーを知って、気軽にフランス料理を楽しもう
フランス料理を楽しもう
入店から着席まで
テーブルセッティング
ナプキン
アミューズグル
食前酒
食べ終えた皿は
前菜
姿勢について
残し方
パン
食事中のパンくず
スープ
魚料理
途中の皿でのナイフとフォーク
食べながらワインを楽しむ
口直し
魚料理
ダストパンでテーブルを一新
デザート
コーヒー
アクシデントにも慌てずに
杉野さんのお話
アクシデントにも慌てずに

何かアクシデントがあってもあわてず、お店の人に軽く合図をしてください。声を出して呼ぶ必要はありません。テーブルでグラスを倒して中身がこぼれても、自分のナプキンでふいたりしないでお店の人に合図をします。

落としたフォークやナイフは自分で拾わないで、お店の人に処理してもらいます。
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: 何かあったらお店の人に

ナイフ、フォークを落とした、ワインのグラスを倒した、などは食事にはつきものです。店の人はそれを軽くさらっと片付けてくれますから、店の人に委ねるという心構えがあればあわてずに済みます。お店の側ではそういうことでその場の楽しい空気が変わらないように気を使っているのです。どうぞそのまま楽しくお食事と会話を続けてください。


杉野さんのお話

マナーの話で必ず出るのが、イギリスにアフリカの要人を招いての晩餐会で、クリスタルの立派なフィンガーボールにペパーミントの青い水を用意したところ、アフリカのお客様が美味しそうだ、と飲んでしまった話です。その時にイギリス側の一番偉い人はあわてず一緒にフィンガーボールの水を飲んで、それを皆が真似たのでアフリカの方が恥をかかないで済んだ。つまり、失敗したことを指摘したり、それを軽蔑したりすること自体がマナー違反なんです。

楽しく食べ、お互いの知恵を使いながら和を作る、その方法がマナーだと思います。何がなんでも型通りしなければマナーじゃない、というのとは違う。そこが難しいところです。けっきょく大げさでわざとらしい「オレがオレが」の世界ではない。知っていることをアピールするのではなく、軽く自然に振舞うことが大切だと思います。綺麗に食べるのが理想ですが、それを意識するとぎこちなくなります。つまりマナーと言うのは形式と自然さというまったく違ったもののバランスをとることなんですね。

かつて野球の長島茂雄さんが巨人のサードを守っていたとき、セカンドの守備範囲のボールまでさらっとさばいたかと思うと、簡単なボールを素晴らしいファインプレーに見せたりしていましたよね。ああいうイメージに、理想としては通じるものがあるかな、と思いますね(笑)。

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今回ご紹介したのはSCENEのフルコースを例に取ったものです。他のレストランではまた若干違った流れもあるでしょうが、マナーについては基本的に共通です。さあ、大切な人との楽しく素敵な時間を過ごしにレストランに行ってみてください。
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